現在美容室は全国に約24万軒（コンビニ 約5.5万店 / 歯科医院 約7万施設）も存在し、リーマンショック以降も毎年約2,000軒のサロンが増え続けています。表参道・青山・原宿界隈だけでも500～600軒のサロンが存在します。他業種からの業界進出も加速し、価格競争も激化する現状。

雑誌広告不況のあおりも受け、大手・ブランド（有名）サロンだからという理由で集客することが大変難しくなりました。スマートフォンやタブレットが普及し、ポータルサイトやSNSを使って誰もが情報発信できる今、個人での集客やブランディングも可能となっています。サロンを選ぶ側のお客様は豊富な情報量の中から常に「私に合いそうな美容師さん」を探しています。

「良さそうなサロン（店）」探しから「私を理解してくれる美容師さん（個人）」探しへと変化し、お店の情報よりも美容師個人の具体性（特徴）を求める時代となりました。